ロケなびスタッフブログ

スバル撮影見学

スバル自動車さんのプレスカット撮影の見学に参加させていただきました。安達です。
私が現場に到着したのは、すでにお昼前でした。このときの気温はすでに30℃。
曇が薄く広がって、太陽は出たり隠れたりしています。

スタッフさんは全部で5名。ディレクターさん、コーディネーターさん、カメラマンさん、アシスタントさん2名。

名刺交換をして、コーディネーターさんから色々とお話を伺いました。早朝からリリックホールの中庭ですでにひとつ撮影を終えて、いま撮っているのは県立近代美術館の正面玄関、午後からは天気が怪しいので新潟市のスポーツ公園へ移動し下見する予定とのこと。
確かに、天気予報では午前中は快晴、午後からくもりの予報。あとから調べたら、実測値も確かにそれくらいでした。なので、早めに撮影を開始していたようでした。






撮影する車種は、欧州仕様のスバル・レガシィ・アウトバックでした。目的は、メディア向けに提供される宣材用スチール写真CD-ROM。一般に「プレス・カット」と呼ばれるそうです。
この新型レガシィは、すでに発表済みで国内でもメディア解禁されているので、私達でも撮影OKでした。

リリックホール中庭は南東方向に開けているので撮影は早朝がよく、近代美術館の正門側は西側を向いているので南中角度で撮るという予定にしたそうです。太陽の角度というのが大事なんですね。
そして、その2箇所のロケ地が眼と鼻の先で極近ということも好条件だったようです。
しかも、同じ車種だけれど、それぞれ違う仕様のアウトバックを撮ったそうです。確かに、同じ車種でもグレードやシート色やバンパー形状が違っている写真がカタログには載っていますよね。
このあとの新潟県スポーツ公園で撮るクルマも違う仕様で、あとからキャリーに載ってくるというお話でした。撮影用の実車はナンバー登録されていないので公道を走れません。しかも欧州仕様なので、車検を通過しないのだそうです。結構大変なのですね^^;

それにしても、ヨーロッパ向けの宣材に日本のしかも長岡の公共施設が登場しサマになるってのも不思議な感じです。それくらい、面白いカタチをした建物だということですよね。
普段は近すぎて眼に入らないですが、見る人が見れば、そういう風に使えるのです。

 

今更ですが、施設紹介をさせていただくと、新潟県立近代美術館は国道8号バイパスの長岡大橋の西詰にある美術館です。リリックホールも同じく千秋が原地区という各種公共施設が集積しているエリアにあり、こちらはコンサートホールとなっています。中庭には「米百俵」の群像がそびえています。アクセス抜群で信濃川も見渡せます。
ちなみに、新潟県スポーツ公園というのは長岡から国道8号を北上約50キロの新潟市鳥屋野潟のほとりにある「東北電力ビッグスワンスタジアム(新潟県立陸上競技場場)」を含む周辺のスポーツ・レク施設のことを指します。カナール、レストハウスなど特徴的なオブジェがあります。

コーディネーターさんは、映画ロケでいうところの制作担当者に当たる方で、撮影現場の苦労とかを一身に背負う職業なので、とても大変です。その方がおっしゃるには「最近は、地方は本当に撮影がしやすい」ということでした。「とにかくFC(フィルムコミッション)の方々がいてくれるので、本当に助かる」と、うれしいことをおっしゃってくれます。担当者によっては、モノを壊しちゃったりしてトラブルになるから、そういうのだけは避けるように注意していらっしゃるということです。
私が「撮ってもCGで修正とか合成とかしちゃうんですか?」と伺ったら「カタログは確かにいじりますけど、今回のプレスカットの場合は、なるべくいじらずにライブ感というか、ナマの質感というか臨場感を出したいので、それはしない」というお話でした。CGにするとノッペリしちゃって平面的になるそうです。
あと、コダワリとしては、他社が撮ったことがない場所を見つけること。そこがやはり担当者の手腕にもなるそうですよ。

実車運転担当の方は、新潟県水原のご出身だそうで、十数年ぶりに新潟に足を踏み入れたそうです。キレイになりましたねぇ…っておっしゃっていました。とにかくアシスタントとして、クルマの運転ばっかりだそうです(笑)そこで「新潟は雪国なので四駆のスバル車がたくさん走ってるんですよ」って私が言ったら「そうなんですか!?」って驚いてました。まぁ、東京生活ではそんなことは知らなくてもいいでしょうね。
様々な角度から撮るので、クルマを移動するたびに、ナンバープレートをはずしたり付けたり、ジャッキを使ってタイヤのホイールの上下を直したりしてえらい大変そうでした。

 

お腹がすいてきたので帰ろうと思い、ついでに美術館でネオテニー企画展の前売券でも買って帰ろうと思ったら…あら、今日は休館日!(←キチンと迷惑にならない日を選んでいただいてました)
そういえば、とても暑かったのでスタッフの方にドリンクをいただきました…気を使っていただき、大変ありがとうございました!

ヨーロッパの自動車雑誌に載っている「レガシィ・アウトバック」早く見てみたい。待ち遠しいですね。

text by 安達

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